キドックスの想い
ビジョン
人と犬の豊かな関係性が溢れ、
人がその人らしく、犬がその仔らしく、
可能性を発揮できる社会
人と犬の居場所やつながりが日常の中にいくつも存在し、
そこで得られる豊かな関係性を通じて、
それぞれが可能性を発揮し主体的に生きられる社会を目指しています
ミッション
安心できる関係性を育み、
人と犬の可能性をひらく
動物介在活動を中心に、人と犬が豊かな関係性を育み、
安心できるつながりと本来持つ可能性を発揮できる機会をつくります。
人にも動物にも環境にも優しいコミュニティを育て、
多様なステークホルダーと協働し、人と動物の福祉のロールモデルとなります。
バリュー
キドックスのスタッフは3つのバリューを大切にして活動しています。
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自分の「外」に飛び出そう!
ソトトビ
自分の常識を打ち破り新しい知見を求め学び自ら可能性を広げよう。そして、より良い社会を創る担い手へ。
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話そう、築こう
ハナキズ
知ることから全てが始まる。相手を自分の尺度で決めつけず、愛情をもって関わろう。その積み重ねがあたたかい関係を築く一歩となる。
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もやもやキラリ
もやキラ
もやもやの中にこそキラリと光る大切なメッセージが隠されている。自分のためにも、相手のためにも、組織のためにも、違和感を見逃さず本音で語り合うことを恐れない。
犬と子ども若者を
応援する活動
キドックスの中の人たち
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筑波大学人間学類卒業。学生時代から、引きこもり・非行少年支援や保護犬活動に携わり、2011年に任意団体キドックスを立ち上げ、2012年にNPO法人化、代表就任。2017年人間力大賞総務大臣奨励賞受賞。
保有資格
社会福祉士/キャリアコンサルタント/ISAAT認定麻布大学動物介在介入教育プログラム修了
インタビュー
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なんでキドックスで働こうと思ったのか?
人と動物の関係性や繋がりを育む動物介在活動を広げたいと思っていた時に、人にも動物にも双方にメリットが生まれる活動が、当時は日本国内では探しても見つからなかったため、自分で立ち上げることにした。
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キドックスの仕事のやりがいは?
若者たちや犬たちの変化や成長を間近で感じることができること。
社会に必要だと思うことや既存の制度や仕組みでは足りないと思うことを、ただ憤ったり悩んだりするだけでなく、自ら考え事業を生み出しアクションをする環境があり、社会に変化を促していけること。 -
キドックスの職場の雰囲気は?
人との関係性を大切にして優しく温かい雰囲気だけど、それぞれ担当する仕事に対してはみんな戦士のように(笑)真剣に厳しく戦っている。大変なことや難しいことも協力しながら対等に支え合っている。
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将来の夢や目標は?(仕事面でもプライベート面でもOK)
人と人、人と動物の、温かいつながりや安心できる居場所を日本中にたくさんつくること!
プライベートでは、自分の中の「家族」の定義をもっと広げていき、会社の仲間や友人や関わった子ども若者などと共に支え合える温かい共同体をつくりたい。
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犬の専門学校を卒業後、上京して動物病院や出張訓練などで犬の医療面・行動面において実績を積む。2012年よりキドックスに参画し、現場プログラムの統括コーディネータを勤める。
保有資格
産業カウンセラー/JKC公認訓練士/JKC愛犬飼育管理士
インタビュー
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なんでキドックスで働こうと思ったのか?
犬も人もそれぞれが幸せに暮らせたり自分らしく生きられるサポートが出来ると思ったから。
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キドックスの仕事のやりがいは?
若者たちが犬を通し自分と向き合い、自身の課題を乗り越える過程を一緒に伴走できること。犬を通してニンゲンの温かい部分に触れられること。
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キドックスの職場の雰囲気は?
それぞれが自分の仕事に責任を持ち全力で取り組みつつ、時には冗談を言い笑い合うようなメリハリのある雰囲気。厳しさと温かさがある職場。
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将来の夢や目標は?(仕事面でもプライベート面でもOK)
犬と人、人と人とを繋げることができるような役割を担っていきたい。今、周囲にいる人たちだけでなくこれから繋がる地域の人たちの中でもそうあれるようにしていきたい。
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インタビュー
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なんでキドックスで働こうと思ったのか?
キドックスの人も動物も自分らしく生きることが出来る社会を目指す活動が、今の日本にとって必要な活動であることを強く感じたから。
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キドックスの仕事のやりがいは?
若者や保護犬の成長や幸せな姿を見れること。 また、社会に必要な活動を自分たちで考えアクション出来る環境にあり、社会の中で自分自身が確かに存在することを実感できること。
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キドックスの職場の雰囲気は?
つよくあたたかい。 決してスマートではないけれど(笑)泥臭くとも前進することを諦めません。
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将来の夢や目標は?(仕事面でもプライベート面でもOK)
誰もが夢を語り、周囲がそれを受け止め応援できるあたたかな社会を創っていきたい。 個人的には何歳からでも新しいことに挑戦しても大丈夫ということを証明したい!
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里見 潤
2004年、警察犬訓練専門学校に入学。卒業後、2006年に出張トレーニング会社に入社。2008年5月より、動物愛護団体「ドッグシェルター」スタッフ。「ドッグシェルター」では、保護犬の適正テスト、引き取りから、しつけ、預かり先との連絡、里親への引き渡しまで、全ての業務を担当。2008年5月〜2011年7月の間に81頭の保護犬を自宅にて1頭づつ預かり、里親へ譲渡。独立後はドッグトレーナーとして活動し、出張トレーニングや犬に関する講師・執筆業も行う。
保有資格
(社)ジャパンケネルクラブ公認訓練士/(社)日本警察犬協会公認訓練士
インタビュー
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なんでキドックスで働こうと思ったのか?
私自身が引きこもりをし、保護犬から社会復帰のきっかけを貰いました。その経験があるからこそ伝えられること、力になれることがあるのではないかと想っているからです。
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キドックスの仕事のやりがいは?
人と犬が悩みながらも共に課題に向き合い、気付きや受容、成長をしていく過程に関われることです。
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キドックスの職場の雰囲気は?
会話が多く明るいながらも、保護犬を新しい家族に繋ぐ、若者の成長と い う同じ目標、方向を目指す一体感があります。現場を大事にする職場です。
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将来の夢や目標は?(仕事面でもプライベート面でもOK)
ドッグプログラムを通して、居場所や役割を見つ け、若者が気付き、受容、成長を実感できるような関わりができるようになりたい。
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波能 ゆうな
動物専門学校卒業後、通所介護施設(デイサービス)にて介護スタッフとして勤務。2022年よりキドックスの活動に参画。
保有資格
介護福祉士・愛玩動物飼養管理士
インタビュー
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なんでキドックスで働こうと思ったのか?
人と動物が同じ空間で過ごし、共に歩んでいく活動に魅力を感じた。
そこで自分には何が出来るのかを知りたかった。 -
キドックスの仕事のやりがいは?
若者と保護犬が共に歩む姿やその過程を、一緒に隣で喜んだり悩んだりと、寄り添えるところ。若者や犬をはじめ、キドックスの活動を通して、人のあたたかさにふれられるところ。
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キドックスの職場の雰囲気は?
とてもあたたかく、まっすぐ。
人それぞれの気持ちや考え方を尊重しながら、お互いの成長のために聞く・話す・伝えるを諦めない職場。 -
将来の夢や目標は?(仕事面でもプライベート面でもOK)
自分自身の個性や色を活かした、人や動物への関わりをしていきたい。
人と人、動物をつなげて輪を作れるような人に。
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2014年専門学校東京スクール・オブ・ビジネスペットビジネス学科 ペット看護コース卒業
卒業後は動物病院にて動物看護師やトリマーとして勤務
現在もキドックスのトリマー業務と並行して動物病院にて勤務中インタビュー
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なんでキドックスで働こうと思ったのか?
私自身が保護犬を迎えたいと考えていた中で、迎えるなら活動内容に共感でき、ご支援したいと思える施設から!と探していた時に、キドックスと出会いました。
スタッフとして加わる前から、キドックスから犬を迎えた里親の1人として、私の経歴を活かして何かお役に立てることがあれば…とずっと考ていたところ、新しくトリミング事業が始まると知り、力になれればと思いました。 -
キドックスの仕事のやりがいは?
じっくり犬と向き合い一緒に成長を目指せること。
今までの職場ではなかなか行き届かなかった、犬のペースに合わせて寄り添い、飼い主様とも相談しながらみんなで成長を目指す、という点をキドックスでは追求できること。
また、トリミングを通じての若者たちとの交流や、動物クラブで子供たちやボランティアさんなど、犬を通じて様々な人と交流できること。 -
キドックスの職場の雰囲気は?
優しくアットホームな雰囲気。
そのような雰囲気だからこそ、より良い施設にするための意見を気軽に出し合える環境だと感じます。 -
将来の夢や目標は?(仕事面でもプライベート面でもOK)
動物病院での仕事、キドックスでの仕事、他にも時より個人的に猫を保護して譲渡をしたり、友人の犬猫のペットシッター等もしているので、これからも自分にできることをその都度考え動き、“犬猫の何でも屋さん”になれたらと思います!
キドックスでのトリミングに関しては、単純に見た目を綺麗にするだけではなく、トリミングが苦手な犬に対して個々の気持ちを理解し苦手を克服するお手伝いをすると同時に、その苦手のある犬の気持ちを飼い主様にお伝えし、苦手に悩む犬と飼い主様の架け橋になれるようなトリマーを目指したいです。
そして仕事だけではなく、キドックスから譲り受けた愛犬のルリとの関係性も引き続き深めていきたいです!
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野口 文乃
医療系専門学校を卒業後、医療事務として働いた後に、キドックスに参画。
インタビュー
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なんでキドックスで働こうと思ったのか?
"その人らしく、その仔らしく"を大事にしているから個々の長所が伸びていく、いきいきした現場に魅力を感じました。
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キドックスの仕事のやりがいは?
保護犬を通してそれに関わるみんなの幸せな姿を近くで見れること。表情が豊かになっていったり、目に見えない絆を感じたり一歩一歩前進していく一体感にもやりがいを感じます。
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キドックスの職場の雰囲気は?
誰もが人、犬のために真剣に向き合っている。それぞれの強みを活かした団結力のある職場。
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将来の夢や目標は?(仕事面でもプライベート面でもOK)
自分らしくとはと、自分をもって表現していきたい。そしてそれを受け入れる温かい居場所作りを広めて行きたい。
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栃木県若年者支援機構の中野謙作です。
元々東京生まれの私が何故か?28年前に栃木県高根沢町で学習塾を始めました。そこで出会った子ども達との縁がきっかけでその後、28年間子ども若者支援を続けています。子ども達の声を聴いて必要なものがなければ作ろう!と進めて行ったら、今では相談、学習、居場所、子ども食堂、中間的就労と入口から出口までを総合的に展開するまでになりました(^^;)。といっても、今でも現場ばかり駆け巡る還暦を超えた若者です!昔からワンちゃんが好きでリリー、ロッキーと長く過ごしたこともあり、キドックスさんにめっちゃ共感して応援しています!!持っている資格や肩書
一般社団法人栃木県若年者支援機構代表理事/栃木県子ども若者・ひきこもり総合相談センターポラリスとちぎセンター長/高根沢町教育委員会教育委員/とちぎ子どもの権利条約ネットワーク共同代表
インタビュー
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なんでキドックスに参画しようと思ったのか?
昔からワンちゃんが好きで栃木に来る前から一緒にいたのがマルチーズとトイの雑種のリリーです。酸いも甘いも良く知るリリーは11年一緒にいてくれました。その後、雑種のロッキーと出会います。この子は生まれて間もなく来たのですが、その時うちの大家が変わってペット禁止になったため、塾で飼うことにしたのです。そうしたら子ども達からも大人気でマスコットになっていきました。塾の中に犬小屋を作り、朝早く言って散歩してご飯あげて会議の時はバスケットに入れて行って一緒に参加したりと思い出は尽きません。塾から始まった子ども若者支援が忙しくなってもいつも話を聞いてくれて癒してくれたのがロッキーでした。
振り返ると常にワンちゃんが傍にいたように思います。そんな中、とある取材で出会った上山さんのキドックスに惚れ込み、いつか栃木でもこのキドックスが誕生でいないかと思うほど、キドックス大ファンだからです! -
キドックスの活動の社会的意義は?
これは簡単には言い表せないです。それほどとても大きな社会的意義があるのです。
キドックスのHPにも書かれていますが、保護犬と不登校やひきこもりの子ども若者はとても似ていると思います。どちらも苦しくても辛くても声を出せない、想いを伝えられない。そしてどちらも安心できる人と場を求めています。
キドックスが目指す「人がその人らしく、動物がその仔らしく、心身豊かに生きられる社会」はまさに全ての子ども若者が安心して生きられる社会です。それを我々大人がまずは足元から地域から作っていくことが肝要です。キドックスさんが目指す社会それこそが全ての子ども若者に大切な社会なのです。 -
将来の夢や目標は?(仕事面でもプライベート面でもOK)
還暦を超えた若者には将来と言われても…ですが、強いて言うならば次の3つとさせていただきます。
①すべての小中学校が、誰もが「楽しい」と思える学校になりますように(。-人-。)
②すべての働く場が、誰もが「楽しい」と思える場となりますように(。-人-。)
③いつか栃木にキドックスとちぎが生まれますように(。-人-。)
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インタビュー
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なんでキドックスで働こうと思ったのか?
以前の飼い主と仲睦まじく平和に暮らしていたが、ある日突然、飼い主が猫アレルギーを発症し、知り合いを経てキドックスに来ることになったにゃ。
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キドックスの仕事のやりがいは?
いろんな人とおもちゃで遊んであげたり、おやつを食べてあげたり、膝に乗って甘えてあげたりすることだにゃ。ぼくも忙しいにゃけど、みんなぼくに癒されているようでやれやれだにゃ。
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キドックスの職場の雰囲気は?
犬が多いにゃ。もっと猫が増えてほしいにゃ。
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将来の夢や目標は?(仕事面でもプライベート面でもOK)
ニンゲンの休み時間のお弁当をいただくことだにゃ。狙ってもなかなか食べれないにゃ。そのために毎日修行だにゃ。
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これからの展望
キドックスが取り組む
動物介在活動って?
動物介在活動
(ドッグプログラム)
ドッグプログラムとは、犬を介して行う教育や支援活動のことです。キドックスでは特に対人不安が強い子ども若者に対してプログラムを提供しています。
人ではない「犬」という存在がいることで安心感を得られ、犬のために頑張ろうという、動機づけやきっかけが生まれ、お互いに課題を乗り越えていき、他社との信頼関係を築く過程をサポートすることで、人側と犬側の双方に社会で生きる力を育んでいます。
キドックスのあゆみ
2010年12月 |
犬と子どもの社会問題の調査・研究開始 |
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2010年12月 | 犬を介した子ども向けプログラム提供開始 |
2012年 9月 | NPO法人格を取得 |
2013年 3月 | 犬と若者の支援施設「キドックスファーム」を茨城県土浦市にて開所 |
2013年 5月 | 保護犬を介した青少年の自立支援プログラム開始(自立援助ホーム向け) |
2013年 9月 | サポステ連携の若者就労支援プログラム開始 |
2014年4月 | 若者自立支援プログラム「いぬのいえ」開始 |
2016年9月 | キドックスの活動を描いた書籍「捨て犬たちと目指す明日」が金の星社より発売 |
2017年8月 | 茨城県指定就労移行支援事業・就労継続支援B型事業を開設 |
2018年4月 | 「キドックスシェルター」開設 |
2018年4月 | 保護犬と出会えるカフェ「キドックスカフェ」をつくば市に開設 |
2020年5月 | 認定NPO取得 |
2022年4月 | つくば市内に「ヒューマンアニマルコミュニティセンターキドックス」を開設 |
2022年5月 |
茨城県指定就労継続支援A型事業を開始 |