ドッグシェルター
Dog shelter

遺棄や虐待に遭った犬を一時保護し、心身のケアや社会化練習を行うためのシェルターです。
主に茨城県動物指導センターから保護を行っており、野犬や放浪犬の雑種の中大型犬が中心です。

Details

当会ドッグシェルターでの犬の保護・管理・譲渡について

1.犬の保護

キドックスでは主に茨城県動物指導センターからの保護や、その他関係機関や連携ボランティアさんからの保護を中心に行っています。
茨城県内では、放し飼いや迷子犬などの首輪の付いた放浪犬や、人の姿を見ずに育った野犬が多く、中大型の雑種がほとんどを占めます。外で彷徨っていたために8割以上がフィラリアに感染しており、寄生虫や皮膚病にかかっている犬も多く、栄養状態も被毛状態もあまり良くないケースが多いです。
そのため心身共に丁寧なケアが必要となり、保護してすぐには譲渡に出すことが難しい子もおります。
保護したらまずは感染症予防のため隔離期間を設けつつ、初期医療(ワクチンや検便や避妊去勢手術等)と健康診断、行動観察などを行っていき、犬の状態を細かく見極めて今後どのようなケアが必要かを判断していきます。

2.犬の心身のケア、日常管理

保護した犬が徐々に人との生活の楽しさを見出せるよう、心身のケアを行いながら、家庭で暮らすための基礎力を育む環境をつくっていきます。
具体的には、毎日のお世話(散歩、食餌、運動、遊びなどのコミュニケーション、犬舎掃除等)、日々のお手入れ(シャンプー、トリミング、爪切り、身体拭き、歯磨き、耳掃除等)、個別の医療処置(薬やワクチン等)、家庭犬トレーニング(家庭に入った時にお互いに困らないよう個々の犬ごとに必要なトレーニングプランを作成)を行っていきます。
キドックスではそのための設備として、個別犬舎、保護犬専用ドッグラン、空調設備、隔離部屋、動物病院、トリミングサロンを設けています。

3.里親募集

保護してから心身の状態が整い、家庭に譲渡できる状態になった保護犬は、里親様を募集していきます。キドックスでは施設内に保護犬と出会えるカフェを併設し、一般のお客様に保護犬とふれあっていただくことで、里親様を募集するという運営システムになっています。
カフェ内では、1頭1頭じっくりふれあって個室のお部屋でゆったり過ごせるようになっており、「犬生アルバム」という犬の紹介アルバムをご用意して、1頭1頭の犬の性格や個性について理解を深めていただくようにしております。
個室カフェの形式にすることで、譲渡会など毎回場所が変わることが無いため犬に移動の負担をかけることも少なく、日常の様子に近い犬の姿を見ていただくことができます。また、個室はお部屋をイメージしてソファ席をご用意しており、家のリビングで各犬とどのように過ごすかを里親様にじっくり具体的に検討していただける機会になります。

4.アフターフォロー

カフェでのお見合いを経て、トライアル(2週間のお試し飼育)が無事に終了すると、正式に里親様へ譲渡となります。キドックスを卒業した後も、卒業犬と里親様でカフェに遊びに来ていただいたり、ホームカミングデイ(卒業犬の同窓会)を開催して交流したりと、一生のお付き合いが続きます。メールやお手紙で近況を知らせてくださったり、SNSなどでのやりとりも多いです。
また、犬も人も人生は長いので、家族として共に暮らす過程で、家族の入院、犬の病気、生活面や行動面のことなど、困り事や不安になる事なども出てくることもあり、色々な相談をお受けすることも多いものです。しかし、この「何かあったときに相談できる人がいる」という安心感こそが大切だと考えており、私たちキドックスは里親様に寄り添える存在で居続けたいと思っています。
そのため、譲渡は「終わり」ではなく「始まり」です。
家庭で幸せそうに過ごす卒業犬と里親様ご家族の笑顔に元気をもらいながら、今日も私たちは現場で活動を頑張ります!


TEL : 029-846-0661

月曜日〜金曜日 10:00〜17:00