里親募集中の犬
つくし
プロフィール
年齢 | 1才(2023年7月生まれ) |
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性別 | 女の子 |
犬種 | 雑種 |
体重 | 17kg |
保護された時期 | 2023/11/30 |
医療について |
健康状態について
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ハンドラーの若者に聞いた担当犬インタビュー
担当犬はどんな仔?
- 性格やキャラクター
経験不足が理由の怖がりさんです。保護センターで初めてみた時は壁際にピッタリと付いたまま動かなかったつくし。それでも段々と慣れて物事や人に馴れ、興味を見せる行動や様子を見せています。保護当初と比べると本犬なりに確実に成長しています。お世話やトレーニングはもちろん、仲の良い保護犬との触れ合いも通して、人と関係性を作ったり、環境へ慣れていく助けになるタイプです。
- 対人反応
人への緊張があり、急に近づかれたり触られると身体を固くしたり、逃げようとします。ゆっくりとしゃがんで犬に対して横を向き、手の匂いを嗅がせるなど、犬にとって優しい関わり方を重ねていけば、不安がありながらも、少しづつ匂いを嗅げます。担当者ともお世話やトレーニングを通して、興味を持ち始め、コマンドも覚えていっています。まだまだいきなり距離を詰める、しつこく触れ合うなど犬にとっての関わりの順番が守れない状況下では緊張し、逃げようとします。急がずに関係性を築いていった方がよいでしょう。
- 身体接触、お手入れ
身体接触やお手入れは得意ではありません。嫌な経験を積んだわけではなく、未経験から来る不安です。お手入れをしながらオヤツを食べることはできるので、行為をすること以上に、慣れてもらう事を目的にお手入れトレーニングを続けていき、少しづつ慣れてきています。里親家庭に行ってからも時間を掛けてお手入れ慣れをしていくのは必要です。
また、シャンプーも苦手で逃げたそうにしている様子があります。当分シャンプーはプロのトリマーに任せた方が良いでしょう。
- トレーニング反応
オヤツを使ってトレーニングを始めています。出来る出来ないも大事ですが、それと同じぐらいにトレーニングを通して、人への安心や期待、良い関係性を築いていくことが、つくしの自信にも繋がていくでしょう。
- 運動量、遊び
毎日の散歩は朝晩2回、一回当たりの時間は30分~60分程度が必要です。まだ若く体力もあるのでしっかりした運動量が必要ではありますが、つくしの特性上、外の環境への怖さがあるため最初から長時間の散歩が出来るわけではありませんので、短時間から環境に慣らすフェーズが必要です。その間は、室内でコマンド遊びなどの人間とのアクティビティや、おもちゃ遊びなどで発散をしてあげるとよいでしょう。おもちゃ遊びは、まだどうやって遊んでいいか分からない一面がありますが、かじるのが好きな側面は見られるため色んなおもちゃを試しつくしが興味のあるものを見つけるのもいいかもしれません。
- 散歩
何かに怖がると右に左に強く引っ張ることがあります。パニックとまではいきませんが、コントロールに力も必要です。散歩は現在少しづつ練習をしています。新しい環境では油断せず、リードをしっかり持ち、物理的に脱走を防げるダブルリードとストラップの徹底をしましょう。
- 他犬反応
他犬が好きです。興味が強く、匂い嗅ぎはもちろん、相性次第ではよいプロレス遊び相手になります。他犬との関わりを通して、環境や人に慣れる助けにもなるタイプです。今のところ活発に激しく遊びたい他犬とよく遊びます。他犬相性は引き続き観察中です。
- 食事、フードガード(食べ物を護って怒る)
食べることは好きです。ご飯をしっかり食べます。保護後のフードガードのテストでは、護る反応はみられませんでした。日常のお世話で犬舎にフードボウルを出し入れする際も今のところ問題ありません。
- 排泄
トイレは基本外派です。
- ハウス、留守番、就寝
ハウスでの寝泊り、留守番はできます。ただ、中に入れた敷き物などを噛んで壊したことがありました。引き続き様子を確認中です。
お世話の際の注意点はありますか?
散歩中の急な引っ張りには要注意。 脱走は気を付けて!
怖がりゆえの散歩中の急な引っ張りは注意が必要です。一瞬の力は強く、スピードも早いため、人が油断をしていると転倒や脱走などのリスクがあります。ダブルリードとストラップ、首輪の閉め具合は抜けない指2本など物理的な管理と共に、スマホをしながらの「ながら散歩」などは禁物でしょう。
どんな家族が里親さんに向いていると思いますか?
つくしのキャラクターを理解し、ゆっくりと関係を作っていきたいご家族に向いています
つくしの気持ちや特徴を理解してもらい、時間を掛けて関係を築いていきたい、自分たちが学びたいという気持ちがあるご家族に向いている犬です。
怖がりですが、人次第で興味や関心を持ち、少しづつ慣れていける子です。日々のお世話や、コミュニケーションと共に、犬の目線から関わりを待てるご家族であれば、家族の一員・良きパートナーとなってくれます。 また若く運動量も多いので、一緒に散歩ウォーキングをしたいぐらいのアクティブなご家族により向いています。先住犬との相性によっては多頭飼育も適性がありそうです。