里親募集中の犬

蘭丸

蘭丸

プロフィール

年齢 推定3才(2022年4月生まれ)
性別 男の子
犬種 雑種
体重 15kg
保護された時期 2025/05/07
医療について
健康状態について
  • 疾病:フィラリア症陽性、慢性腎臓病
  • 経過観察情報:フィラリア症については症状は出ておらず、定期的な服薬を実施し陰性を目指していく。慢性腎臓病については、進行を遅らせるため毎日の服薬と定期的な皮下点滴が必要(現在は2日に一回の頻度で皮下点滴を実施しています)。腎臓病から来る身体症状は今のところ出ていません。
  • 処置済み医療:

    ・去勢手術
    ・フィラリア治療薬
    ・ノミダニ駆除薬
    ・狂犬病ワクチン接種(年一回)
    ・混合ワクチン接種(年一回)

    ・マイクロチップ挿入済み

ハンドラーの若者に聞いた担当犬インタビュー

担当犬はどんな仔?

  • 性格やキャラクター

基本的には明るくフレンドリーな性格です。散歩も大好き、オヤツも大好き、人との関りも大好きと好きなことが多い子です。ただ、和犬特有の警戒心の強さもあり、慣れない人へは警戒する様子があります。

 
  • 対人反応

慣れた人にはとても明るくフレンドリーな態度で接してくれます。シッポを振り友好的でほどよく落ち着き、撫でられるとうっとりと体を預けゴロンと横になったりします。一方で、慣れない人へは最初は警戒し触られるのを嫌がります。オヤツやコマンドでのコミュニケーションなど蘭丸にとって好きなものを介したり、蘭丸が嫌がっている時に無理にさわらず待ちの姿勢でいてくれることで蘭丸も安心し自ら近づいていき関係性を築いていくことができます。

 

  • 身体接触、お手入れ
身体接触やお手入れは、ニンゲンとの関係性により許容範囲が変わってきます。安心している人に対しては許容範囲も広く撫でられたりブラッシングをされるのも心地よく受け入れますが、慣れない人からの接触やお手入れは緊張感が高まり、触るだけでビクッとする反応を見せます。そこから口が出たことはありませんが、身体接触やお手入れの前にまずは関係性を築くステップをいれてあげることで受け入れる許容が広がります。
 
  • トレーニング反応

食べることがとても大好きなので、食べ物をモチベーションにしたトレーニングには活き活きとした様子を見せてくれ、どんどん教えたことを吸収してくれる様子があります。ただ、時折興奮か要求かワンワンと吠えることがあり、どういった気持ちで吠えているのかをドッグトレーナーさんと確認をしながら対策が必要かを検討中です。


  • 運動量、遊び

毎日の散歩は、一回20分~30分程度を朝晩2回必要です。フィラリア症に感染している持病があるため激しい運動は避けることが望ましく、本人の体力量を見ても一日2回の散歩を行うことで落ち着いた生活を送れるかと思います。


  • 散歩

散歩は好きでよく歩きます。外の環境を過度に怖がることもないので、本人も楽しくお散歩ができます。ただ、気管が弱く咳が出やすいため、ダブルリードの際は首輪に加えハーネスを着用しハーネスをメインに持つなどの工夫をすることが望ましいです。


  • 他犬反応

相性があります。落ち着いた犬とは一緒に散歩をしたりは出来ますが、遊びたい気持ちが強い子や積極的な子へは緊張する様子があります。まだ反応が未知のところもあるため、引き続き日々の中で他犬への反応の様子を見ていきます。


  • 食事、フードガード(食べ物を護って怒る)

食べることが好きでごはんもしっかりと食べます。日常のお世話で犬舎にフードボウルを出し入れする際も問題ありません。

  • 排泄

トイレは基本外派ですが、室内でフリーにしていると時折我慢できずに排泄をすることがるため、朝晩の散歩以外に日中一回でも外で排泄できる機会があるといいでしょう。

  • ハウス、留守番、就寝

クレートで過ごすことは慣れています。普段から過ごしている場所というのもあり、蘭丸にとっては安心できる場所になっています。クレート内では敷物をかじったり、クレート内をかじったりといったイタズラをすることもありません。

お世話の際の注意点はありますか?

まずは安心できる関係性を。本来のハッピーなキャラクターを表現できるまでじっくりと付き合っていくこと

警戒心が強いことから、最初は蘭丸が心を開くまでには多少時間が必要です。それでも、ニンゲンが基本的に待ちの姿勢をとりつつ、時折蘭丸の大好きなオヤツやコマンドでコミュニケーションを重ねることで、蘭丸も安心し心を開いてきてくれます。焦らずに蘭丸のペースを大事にしてくださることが本来の明るい蘭丸を引き出す一番の近道になります。

継続的な服薬や皮下点滴も蘭丸自身大きなストレスなく落ち着いて実施することが出来ます。ニンゲン側が不安なく実施することで蘭丸もより安心感を覚えるため、ニンゲン側が不安なく実施できる状態になるまでキドックスでもサポートして参ります。

どんな家族が里親さんに向いていると思いますか?

蘭丸のキャラクターと持病について理解し、一緒にハッピーな生活をともにしていきたいご家族に向いています

持病はありますが、本人は朗らかに明るくハッピーに日々を暮らしています。持病も蘭丸の個性だと受け止め、一緒に前向きな気持ちで生活してくださるご家族だと蘭丸もより落ち着いてハッピーに暮らせます。

毎日の投薬と、定期的な皮下点滴が必要です。その分、金銭的・時間的な面を多く必要とします。そちらも理解の上現実的な面で確保が可能な家族が望ましいです。

蘭丸の性格や特性などを考慮すると、小さいお子さんがいるご家庭よりも大人だけ、もしくは落ち着いた年齢のお子さんがいるご家族の方がお互いに暮らしやすいかもしれません。

また、これまで犬を飼ってきて介護や病気療養を経験された方はこれまでの経験を蘭丸に活かしてあげることで蘭丸も快適に過ごせる可能性があります。

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