里親募集中の犬

ピアノ

ピアノ

プロフィール

年齢 推定3才(2022年4月生まれ)
性別 女の子
犬種 雑種
体重 15kg
保護された時期 2025/03/26
医療について
健康状態について
  • 疾病:なし
  • 経過観察情報:歯が一部折れたり摩耗したり傷がある。食べることは問題なく、その他の影響も出ていない為経過観察中。顔の右側に古傷の影響で引きつったように見えるところがある。 
  • 処置済み医療:

    ・避妊手術
    ・フィラリア治療薬
    ・ノミダニ駆除薬
    ・狂犬病ワクチン接種(年一回)
    ・混合ワクチン接種(年一回)

    ・マイクロチップ挿入済み

ハンドラーの若者に聞いた担当犬インタビュー

担当犬はどんな仔?

  • 性格やキャラクター

怖がりさんです。嫌なことをされたからというよりは、これまで人と触れ合ったり、散歩をしたり一緒に何かをする経験がとても少なかったことで新しい環境や人を怖がります。保護当初と比べ、担当者には少しづつ慣れてきた様子もありますが、まだまだこれからです。人や環境に時間を掛けて慣れさせていく必要がある仔です。

 
  • 対人反応

人から求められると緊張し、近づかれ触られる手に固まったり、逃げる様子がありました。日々のお世話やオヤツを使ったモチベーショントレーニングを通して、少しづつ少しづつ人慣れをしていくことで、人に興味を持ってやりとりをしようとする様子も見せています。

 

  • 身体接触、お手入れ
身体接触やお手入れに慣れてはいません。トレーニングを通じて身体に触れられることが少しずつ怖いものではないと理解し始め、現時点では脚拭きやブラッシングなどはゆっくりやればできます。犬の目線に立った関わりやオヤツを使うことでお手入れへ期待感を持たせたり、時間が必要な犬であることをこちらが理解してあげる必要があります。
 
  • トレーニング反応

担当者への不安や緊張は少しづつ和らいできましたが、まだ意識的にトレーニングを進めていくステップではなく、食べ物を使ってモチベーションベースでの人慣れ、場所慣れ、簡単なコマンドをしています。トレーニングを通して、人との良い関係性や安心感や期待を築いていきたいと考えています。


  • 運動量、遊び

運動量から考えると、毎日の散歩は1日20分から30分を2回が必要です。今はリードを付けて人と一緒に歩く練習をしています。静かで安全な環境から慣らしていく方がよいでしょう。おもちゃなどで遊ぶ様子は見られません。


  • 散歩

保護されるまで人と一緒に散歩をしたことがないと思われます。リードを付けること、リードで促されること、一つ一つ慣れていません。まだまだ逃げ腰で外を怖がり右往左往します。引き続き練習中です。
怖さから余裕が無く急に強く引くことがあり、引く強さもあるため、咄嗟の動きに対応できるよう注意が必要です。新しい環境や場所、車などへの許容は広くないため新しい場所ではパニックになる可能性もあります。


  • 他犬反応

他犬への興味は強くはなく、匂いを嗅ぎますがしつこくする様子はありません。大人しい犬でしたら一緒に居たり、散歩をするのは問題なさそうです。現時点では他犬との接触経験が多くはないため、他犬への態度や相性は引き続き観察中です。


  • 食事、フードガード(食べ物を護って怒る)

食べることが好きです。ご飯をしっかり食べます。フードガードのテストでは、人への緊張の方が強く、反応は見られませんでした。日常のお世話で犬舎にフードボウルを出し入れする際も問題ありません。

 

  • 排泄

トイレは基本外派です。

  • ハウス、留守番、就寝

ハウスでの寝泊り、留守番はできます。ハウスにも抵抗なく入っていき、落ち着いて過ごせます。ピアノにとっては安心できる場所になっており、家庭に入ってからもハウスは必要でしょう。

お世話の際の注意点はありますか?

怖がりゆえの散歩中の急な動きには要注意

怖がりゆえ散歩中に余裕がなく四方への急な引っ張りには要注意。
散歩中に怖がった時の急な引っ張りは注意が必要です。ダブルリードとストラップ、首輪の閉め具合は抜けない指2本など物理的な管理と共に、スマホをしながらの「ながら散歩」などは禁物です。
また、空いている扉にスッと近づいてすり抜けようとする様子も見られます。家の中での脱走防止策や人の油断は気を付けましょう。

どんな家族が里親さんに向いていると思いますか?

ピアノのキャラクターと身体の特徴について理解し、ゆっくりと関係を作っていきたいご家族に向いています

環境や人に慣れていくまでとても時間が掛かる子です。理解を持って、時間を掛けてピアノとゆっくり関係を築いていこうという気持ちを持てるご家族をお待ちしています。

怖がりですが、少しづつ慣れていける、成長の様子を見せてくれる子です。毎日のお世話や、コミュニケーションと共に、犬が見せる小さい変化を喜んでくれるような、見守ってくれるようなご家族であれば、時間を掛けてパートナーシップを築いていけると思います。現時点では散歩中の怖がりからの急な引っ張る力が強いため、ご高齢のご家族様には向いていません。

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