里親募集中
もんじゃ
プロフィール
年齢 | 推定5歳(推定2019年4月生まれ) |
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性別 | 女の子 |
犬種 | 雑種 |
体重 | 18.5kg |
保護された時期 | 2023/11/22 |
医療について |
健康状態について
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ハンドラーの若者に聞いた担当犬インタビュー
今どんなことを頑張ってますか?
- 性格やキャラクター
とても怖がりさんです。嫌なことをされたからではなく、経験不足から慣れていない人や新しい環境を怖がります。保護当初は近づかれ触られる手に固まったり、逃げる様子がありました。日々のお世話やトレーニングを通して、少しづつ少しづつ人慣れをしていくことで、人に興味を持ってやりとりをしようとする様子を見せています。ただし、まだまだ誰とでもというわけではなく、人や環境にはとても時間を掛けて慣れさせていく必要がある仔です。
- 対人反応
人から求められると緊張し、身を引いて固まります。お世話やトレーニングを通して、慣れた人とは少しづつトレーニングをしたり、興味を持ち始めていますが、しつこく触れ合うなど無理をするとまだ身体を固くします。触らせてくれますが、我慢しているだけなので、犬の目線に立った関わりやオヤツを使うことで良好な関係が築いていくと共に、時間が必要な犬であることをこちらが理解してあげる必要があります。
- 身体接触、お手入れ
身体接触やお手入れに慣れていません。嫌な経験を積んだわけではなく、未経験から来る不安です。トレーニングを通じて身体に触れられることが少しずつ怖いものではないと理解し始め、現時点では脚拭きやブラッシングなどは緊張はありますが、ゆっくりやればできるようなってきました。里親家庭に行ってからも時間を掛けてお手入れ等の継続的な練習が必要です。
- トレーニング反応
不安や緊張はありつつも、オテは自分からできるようになりました。引き続き、大好きな食べ物を使ってモチベーションベースでの人慣れ、場所慣れ、簡単なコマンドをしています。トレーニングを通して、人との良い関係性や安心感や期待を築いていきたいと考えています。
- 運動量、遊び
運動量から考えると、毎日の散歩は1日20分から30分を2回が必要です。今はリードを付けて人と一緒に歩く練習をしています。静かで安全な環境から慣らしていく方がよいでしょう。おもちゃなどで遊ぶ様子は見られません。
- 散歩
様子から保護されるまで人と一緒に散歩をしたことがないと思われます。リードを付けること、扉から外に出ること、リードで促されること、一つ一つを怖がっていました。お世話を通して、リードを付けて、扉から出てドッグラン内を人に促されながら歩くことが段々とできるようになってきました。まだまだ重心が低く逃げ腰ですが、興味が出てきており、引き続き練習中です。何かに怖がると急に強く引くことがあり、引く強さもあるため、咄嗟の動きに対応できるよう注意が必要です。新しい環境や場所、車などへの許容は広くないため新しい場所ではパニックになる可能性もあります。脱走の危険を十分に理解した上で、リードをしっかり持ち、物理的に脱走を防げるダブルリードとストラップの徹底などは必須です。
- 他犬反応
環境に慣れてくるにつれ、他犬へ興味が出てきました。匂いを嗅ぎますが、自分から誘ったり、しつこくする様子はありません。現時点では他犬との接触経験が多くはないため、他犬への態度や相性は引き続き観察中です。
- 食事、フードガード(食べ物を護って怒る)
食べることが好きです。選り好みすることなくご飯をしっかり食べます。
フードガードのテストでは、人への緊張の方が強く、反応は見られませんでした。日常のお世話で犬舎にフードボウルを出し入れする際も問題ありません。
- 排泄
トイレは基本外派です。
- ハウス、留守番、就寝
ハウスでの寝泊り、留守番はできますが、一度だけ腹痛時にバリケンを破壊して抜け出したことがあります。基本的には落ち着いて過ごすことが出来るものの、様子をしっかり見てあげたほうがよいでしょう。
お世話の際の注意点はありますか?
怖がりゆえの散歩中の急な引っ張りには要注意
人や環境、散歩への慣れが継続して必要です。散歩中に怖がった時の急な引っ張りは注意が必要です。ダブルリードとストラップ、首輪の閉め具合は抜けない指2本など物理的な管理と共に、スマホをしながらの「ながら散歩」などは禁物です。
どんな家族が里親さんに向いていると思いますか?
もんじゃのキャラクターを理解し、ゆっくりと関係を作っていきたいご家族に向いています
家族が信頼を得るまで、環境や人に慣れていくまでとても時間が掛かる子です。理解を持って、時間を掛けてもんじゃとゆっくり関係を築いていこうという気持ちを持てるご家族をお待ちしています。
怖がりですが、少しづつ少しづつ慣れていける、成長の様子を見せてくれる子です。毎日のお世話や、コミュニケーションと共に、もんじゃが見せる小さい変化を喜んでくれるような、見守ってくれるようなご家族であれば、時間を掛けてパートナーシップを築いていけると思います。現時点では散歩中の怖がりからの急な引っ張る力が強いため、ご高齢のご家族様には向いていません。