月島こま

今どんなことを頑張ってますか？

• 性格やキャラクター

穏やかでおっとりさんな面と経験不足からの怖がりな面を持っています。保護当初は慣れていない人や環境を怖がり、急に触ろうとする手には引いて固まる様子がありました。日々のお世話やトレーニングを通して、少しづつ物事に慣れて関心を持ち始めてくれています。散歩中はウキウキ歩く様子もあり、元々は明るい性格のようです。

• 対人反応

お世話やトレーニングを通して、慣れた人に興味を持ち始めています。ただしつこく人の都合で触るなど無理をすると身体を固くします。こまの目線に立った関わり方をしながら時間を掛けて関係を作っていくことが必要です。

• 身体接触、お手入れ

当初身体接触やお手入れに慣れていませんでした。トレーニングを通して身体に触れられる、お手入れしてもらうことが少しずつ怖いものではないと理解し始めています。現時点では脚拭きやブラッシング、耳掃除など緊張はありますがゆっくりやればできます。里親家庭に行ってからも時間を掛けて継続的な練習は必要です。

• トレーニング反応

担当者への不安や緊張は和らいできました。コミュニケーションを通したやりとりの中で簡単なコマンドを練習しています。トレーニングを通して人との安心感や期待、良い関係性を築いていきたいと考えています。人慣れは継続的に必要です。

• 運動量、遊び

運動量は多くはありません。毎日の散歩は１日30分程度を２回ぐらいです。おもちゃなどで遊ぶ様子は見られません。

• 散歩

保護されるまで人と一緒に散歩をしたことがないと思われ、当初は怖がっていました。静かな環境からリードを付けて人と一緒に歩く練習をして、段々できるようになりました。今では身体や尻尾を振って散歩を楽しんでいるような様子も見せてくれることもあります。ただ何かに怖がると急に強く引くことがあるため注意は必要です。リードをしっかり持ち、物理的に脱走を防げるダブルリードとストラップの徹底などは必須です。

• 他犬反応

環境に慣れてくるにつれ、他犬へ興味が出てきました。匂いを嗅ぎますが、自分から誘ったり、しつこくする様子はありません。現時点では他犬との接触経験が多くはないため、他犬への態度や相性は引き続き観察中です。

• 食事、フードガード（食べ物を護って怒る）

食欲は強くありません。ご飯を残すことがあります。
フードガードのテストでは人への緊張の方が強く、反応は出ませんでした。日常のお世話で犬舎にフードボウルを出し入れは問題ありません。。

• 排泄

トイレは基本外派です。

• ハウス、留守番、就寝

ハウスでの寝泊り、留守番はできます。ハウスにも抵抗なく入っていき、落ち着いて過ごせます。こまにとっては安心できる場所になっており、家庭に入ってからもハウスは必要でしょう。

お世話の際の注意点はありますか？

怖がりゆえの散歩中の急な引っ張りには要注意

新しい人や環境にこまのペースでゆっくりと慣らしていく、急がない気持ちが人側に必要です。また散歩中に怖がった時の急な引っ張りは注意が必要です。ダブルリードとストラップ、首輪の閉め具合は抜けない指2本など物理的な管理と共に、スマホをしながらの「ながら散歩」などは禁物です。

どんな家族が里親さんに向いていると思いますか？

こまのキャラクターを理解し、ゆっくりと関係を作っていきたいご家族に向いています

こまの個性を理解して時間を掛けて安心や信頼を持てる関係作りをやっていけるご家族に向いています。
怖がりですが、こまのペースで少しづつ慣れたり成長の様子を見せてくれる犬です。毎日のお世話や、コミュニケーションと共に、こまが見せる小さい変化を喜んでくれるような、見守ってくれるようなご家族であればパートナーシップを築いていけると思います。散歩中の怖がりからの急な引っ張る力が強いため、高齢の方だけのご家庭には向いていません。