卒業犬
オセロ
プロフィール
年齢 | 推定5歳(推定2018年4月生まれ) |
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性別 | 女の子 |
犬種 | 雑種 |
体重 | 13.4kg |
医療について |
体調は良好。歯の状態が良くないため、問題がないか経過観察が必要。
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ハンドラーの若者に聞いた担当犬インタビュー
担当犬はどんな仔?
- 性格やキャラクター
怖がりで緊張しいな仔です。慣れない環境や人への不安から緊張がちで、慣れるまで時間がかかります。ただ、パニックなど過度な反応をする様子はなく固まってしまうタイプのため、お世話をするのが難しいというわけではありません。じっくりと時間を掛けてあげる必要があります。
- 対人反応
自分から挨拶はできません。緊張が強く表情も固いです。人への意識や興味の根はありますが、馴れていく変化を見せてくれるまでは時間が掛かります。挨拶するときは、いきなり近づく、触るなどはせずに、待ちの姿勢でゆっくりと待ってもらえると、その1回1回が人に対する安心に繋がっていきます。小さいお子さんとは接点がないため分かりません。
- 身体接触、お手入れ
脚を触られることが苦手です。
緊張で身体が固まりつつではありますが、脚以外であれば触ったりお手入れをすることはできます。
口周りは今のところ嫌がる様子はありませんが、触ると身体の反射で歯を見せることがあります。嫌がっているのか、反射で動いてしまっているのか、オセロの様子をよく観察して見極められるようになるとより良い関係を築くことができます。
- トレーニング反応
トレーニングの前に人に安心し、馴れることが必要です。
落ち着いた場所で人からオヤツをもらうことから始めて、少しずつ関係値を上げていくと良いでしょう。
トレーニングを通して、人とのよりよい関係性作りを学ぶことはオセロにはもちろん、里親ご家族さんにとっても一緒に生活をするうえでのコミュニケーションや日常生活を円滑にする助けになるので、オセロの緊張が和らいできたら始めることをお勧めします。
- 運動量、遊び
運動量は多くありません。毎日の散歩が運動になっています。
ゆったり30分×2回/1日くらい行き、運動が足りているか様子を見てあげてください。
今のところおもちゃで遊ぶ様子はありませんが、自分の気持ちを出せるようになってくると遊びの引き出しも広がっていくかもしれません。
- 散歩
中型犬のそれなりの強さの引っ張りがあります。
怖がりなので右往左往したり、歩くのを拒否して後ろに逃げたり、物音や人に驚いて急に強い引きが出ることがあるため、脱走への注意が特に必要です。
- 他犬反応
緊張により余裕がないのか、今のところ他犬への興味や関心はほとんど見られません。
将来怖さや不安が軽減された際に、他犬との相性によってどのような反応が出るかは現時点では未知数です。
他犬と遭遇した時は、いきなり接触せず距離を保って様子をみることをお勧めします。
- 食事、フードガード(食べ物を護って怒る)
食欲は普通程度です。緊張や不安により、食べられないことがあります。
フードガードはまだ未確認ですが、犬舎にフードボウルの出し入れをするのは今のところ問題ありません。引き続き様子を観察継続中です。
- 排泄
トイレは現在完全外派のため、室内でできるようにするためにはトイレトレーニングが必要です。
- ハウス、留守番、就寝
ハウスでの寝泊り、留守番はできます。
ただし、ハウス内の敷物を素材によってはかじってしまうため、誤飲防止のためにも様子観察が必要です。ジョイントマットはかじってしまうため、現在はバスタオルを使用しています。
お世話の際の注意点はありますか?
まずは安心から。急がず時間を掛けながら、丁寧な世話の一つ一つが関係作りに繋がります。 脱走は気を付けて!
人に馴れるのに時間が必要です。仲良くなろう、人を好きにさせようと急ぐことは逆効果です。オセロのキャラクターを理解し、急がずに関係を築いていくこと。散歩や排泄、ご飯など生きていくために必要なことを日々重ねていくこと。触れ合いはゆっくりと少しずつを心がけましょう。急がないことがオセロと仲良くなるための近道です。
外の環境に慣れていないため、急に引きが強くなったり、びっくりして逃げようとしたりすることがあります。
散歩は必ずダブルリードと脱走防止ストラップ着用にすることをお勧めします。
また、室内でも脱走にご注意ください。玄関までにもう一つブロックとなるゲートや扉が閉まっている状態で散歩の出し入れをするなど脱走防止の安全策が必要です。扉や玄関の開けっぱなしなどから外に逃げてしまう可能性がゼロではありません。戸締りはしっかりしましょう。
どんな家族が里親さんに向いていると思いますか?
オセロのキャラクターを理解し、ゆっくりと関係を作っていきたいご家族に向いています
不安や緊張から気持ちの余裕はありませんが、行動面での難しさも今のところありません。活発に走り、触れ合い、遊ぶような様子は今のところ見られないので、アクティブな犬との暮らしをご希望されるご家族よりは、オセロの性格を理解しゆっくりと関係を作っていくことに理解があるご家族に向いています。
現時点では散歩での引きが強いため、高齢者だけのご家族、小さいお子様がいるご家族には向いていないかもしれません。