卒業犬
もみじ
プロフィール
年齢 | 4歳(2019年4月生まれ) |
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性別 | 女の子 |
犬種 | 雑種 |
体重 | 13.9㎏ |
保護された時期 | 2023/11/01 |
医療について |
健康状態について
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ハンドラーの若者に聞いた担当犬インタビュー
担当犬はどんな仔?
- 性格やキャラクター
怖がりさんですが、穏やかな性格の犬です。保護当初と比べて人からオヤツを食べられたり、散歩では匂いを嗅ごうとしたり、物事に慣れていく様子が見られるので順応性がある犬です。食べることをモチベーションを通して人と関係性を作ったり、環境へ慣れていく助けになるでしょう。また、慣れてくるにつれて、要求行動もチラホラ見られるようになってきました。
- 対人反応
人への緊張があり、急に近づかれたり触られると身体を固くしたり、逃げるようなそぶりを見せます。ゆっくりとしゃがんで犬に対して横を向き、手の匂いを嗅がせるなど、犬の目線に立った関わり方をすれば、少しづつ興味を持ってくれます。お世話やトレーニングを通して、少しづつ人に興味を持ち始めています。ですが、まだまだいきなり距離を詰める、しつこく触れ合うなど犬にとっての挨拶の順番が守れない状況下では緊張します。急がず少しづつ関係性を築いていくとよいでしょう。
- 身体接触、お手入れ
身体接触やお手入れが苦手です。嫌な経験を積んだわけではなく、未経験から来る不安です。お手入れをしながらオヤツを食べることができるので、行為をすること以上に、慣れてもらう事を目的にお手入れトレーニングを続けていけば、少しづつ良くなっていくでしょう。里親家庭に行ってからも時間を掛けてお手入れ等のトレーニングすることは必要です。
また、シャンプー(水に濡れること)とドライヤーがとても苦手でシンクから飛び出ようとする様子があります。当分シャンプーはトリマーに任せた方が良いかもしれません。
- トレーニング反応
トレーニングは未経験のようです。食べることが好きなので、オヤツを使ってトレーニングを始めています。ただ好きだからこそオヤツありきにならないように気を付けながら続けていくことが人との良い関係性を築くことや、犬の自信に繋がていくでしょう。
- 運動量、遊び
毎日の散歩は1日30分程度2回が必要です。運動量は多い方ではありません。現時点でおもちゃに興味を示す様子はありません。環境や人に十分に慣れた頃に齧るおもちゃなどは興味を持ってくれるかもしれません。
- 散歩
落ち着いている時は引っ張らずに歩けますが、何かに怖がると強く引っ張ることはありますが、パニックにはならず、コントロールできる範囲です。女性一人でも問題なく散歩できるでしょう。新しい環境では油断せず、リードをしっかり持ち、物理的に脱走を防げるダブルリードとストラップの徹底などはしましょう。
- 他犬反応
他犬への興味はあり、匂いを嗅ぎます。相手から匂いを嗅がれても嫌がる様子もなく、しつこくする様子もなく、程よい加減です。相性が合う犬とは一緒に散歩に行くことも出来ています。現時点では他犬との接触経験が多くはないため、環境や人への慣れてくる頃も含めて、他犬への態度や相性は引き続き観察中です。
- 食事、フードガード(食べ物を護って怒る)
食べることは好きです。保護当初残すこともありましが、今はご飯をしっかり食べます。保護後のフードガードのテストでは、護る反応はみられませんでした。日常のお世話で犬舎にフードボウルを出し入れする際も今のところ問題ありません。
- 排泄
トイレは基本外派ですが、夜の内に犬舎やハウス内でオシッコをすることはあり、まだ落ち着いてはいません。引き続き様子を観ています。
- ハウス、留守番、就寝
ハウスでの寝泊り、留守番はできます。ただ中に入れた敷き物などを咬んで壊している様子があるため、引き続き様子を確認中です。
お世話の際の注意点はありますか?
ジャンプ力あり、 脱走は気を付けて!
普段の生活で特別に注意しなければいけない点がいっけん無いように見えます。
穏やかな性格、過度な引っ張りはなく、落ち着いています。
ただ、外に対する好奇心からか高い柵などがあっても飛びこえてしまうことがあります。普段の姿から人も油断したり、甘やかし過ぎてしまうかもしれません。フリーでいる時は目を離さずに見守る気持ちを持ってあげた方が良いでしょう。
どんな家族が里親さんに向いていると思いますか?
もみじのキャラクターを理解し、ゆっくりと関係を作っていきたいご家族に向いています
時間を掛けてもみじと関係を築き、学ぶ気持ちが人にあれば初心者家族でも向いている犬です。
怖がりですが、人次第で興味や関心を持ち、少しづつ慣れていける子です。毎日の散歩や、コミュニケーションと共に、犬の目線から関わりを待てるご家族であれば、家族の一員・良きパートナーとなってくれます。家庭で人と暮らしていく際のやっていいこと、いけないことや共通のルールも大事ですが、人と一緒に居ることが安心、楽しい、リラックスになるような関係性を築けることがお互いの幸せに繋がるでしょう。先住犬との相性によっては多頭飼育も適性があるかもしれません(現在も観察中)。