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公益財団法人神奈川県動物愛護協会さんのシェルター視察見学へ

公益財団法人神奈川県動物愛護協会さんのシェルター視察見学へ

公益財団法人神奈川県動物愛護協会さんのシェルター視察見学へ

こんばんは!キドックスの上山です。
キドックスが日頃シェルターメディスンのアドバイスをいただいている獣医師の西山ゆう子先生からご紹介いただき、先日、公益財団法人神奈川県動物愛護協会さんのアニマルシェルターを訪問させていただきました。
神奈川県動物愛護協会さんは、11月に長年運営していたシェルターから引っ越しをされ、新シェルターに移転されました。
特徴として、動物病院併設型シェルターのため保護動物の医療連携がしやすくかつ事業継続のための資金源のひとつにもなっているという運営形態、また、行政レスキューではなく一般市民からの相談・レスキューを中心に行っていて行政では対応できない案件もたくさん受けている、行政からの相談案件も丁寧に対応しつつ動物に関する行政推進のために様々な面で協力している、という素晴らしいシェルターです。
活動報告だけをみると、保護頭数や譲渡頭数は(一般的なシェルターに比べて)少なく見えるかもしれませんが、保護譲渡の数値には見えない価値を地域や社会に長年発揮されている団体さんであると感じました。
また、茨城と神奈川の保護動物の動物事情の違い、つまりはそこに住むペット飼い主さんの生活の環境や背景によってペットを取り囲む社会問題にも深く影響していることも改めて実感しました。
その地域の歴史や背景、現在の環境や社会問題を捉えたうえで、どのような特徴や形態のアニマルシェルターが、地域に必要とされるのか。
キドックスも、コミュニティに開かれたアニマルシェルターが地域に存在することで、教育的価値やコミュニティの共助力を育てることによる問題の未然予防などを進めていくと、人と動物の福祉が充実していくというひとつのモデルをきちんと社会に発信できるように、自分たちのアニマルシェルターとしての特徴を理解したうえで、もっともっと取り組むべきことがたくさんあると感じる機会をいただきました。
代表の山田様、お忙しい中ご対応くださり誠にありがとうございました🙇‍♀️
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