【その他】ごきげんファーム視察ツアーを実施

キドックスのご近所さんである、ごきげんファームさん。

実はキドックス立ち上げのころから、代表の伊藤さんとは知り合いなのでした。

キドックスが福祉サービスを始めた時にもいろいろとアドバイスもいただいたものです。

そんな伊藤さんとの長年のご縁で、キドックス職員を連れてごきげんファームさんの農場や作業場への視察ツアーを開催してもらいました！

ごきげんファームさんのこれまでの運営の苦労や、伊藤さんがなぜこの仕事に携わるのか・なぜ農業なのかの理由や、これから目指すもの、など多岐に渡ってお話もうかがいました。

特に感慨深かったこととして、

これまで長年障害のある方の働く環境を支援してきて感じたことが、「お給料よりも関係性を求めていることがわかった」という言葉。

働いてお金を稼ぐ、ということは、社会と接点を持ち、自分が他者に貢献できる機会があり、そして自分の暮らしを支える、という色々な意味で欠かせないものかもしれませんが、お金を稼ぐために生きているわけではありません。それは障害の有無に関わらずみんな同じだと思います。

私たちは幸せに暮らすために生きている。喜びを感じたり、楽しいを見つけたり、日々の中で「生きてたらいいことあるもんだな～」なんて感じたり。

そういう意味だと、その人にとっての本当の幸せってなんだろう、と考える時に、やはり周囲に豊かな関係性があるかどうかって、ものすごく大きな影響があると思うのです。

だから、ごきげんファームさんでは、「働く」以外にも「暮らす」「遊ぶ」などの生きるために必要な環境を考えて生活の支援や地域コミュニティづくりにも積極的に取り組んでいます。

キドックスのミッション「安心できる関係性を育み、人と犬の可能性をひらく」にも通ずるものを感じたし、

私たちが関わる子ども若者たちや保護犬や里親さんやカフェのお客様など、大切にしたいつながり一つ一つに対して、

改めて自分たちがどうありたいかを考える機会をもらえたと感じました。

伊藤さん、お忙しい中ありがとうございました～！