メディア掲載
【メディア】グランディハウス様記事に掲載
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【メディア掲載のお知らせと、キドックスが取材を受けるようになった理由】
こんにちは。キドックスの上山です。
先日「動物とふれあえるカフェ」にキドックスカフェも掲載したいとグランディハウス様からご連絡いただき、当会も掲載していただきました!
実は、これまで当会は取材をお断りすることも多かったのですが、最近はできるだけ受けるようにしています。
今日はその理由をみなさんにお伝えしたいと思います。
■動物とふれあえるカフェはいろいろな業態や目的がある
動物とふれあえるカフェといっても、犬や猫、ふくろう、うさき、ヘビ、豚など展示中心のところもあれば、ふれあって販売をするところもあれば、キドックスのような保護動物の譲渡の場など、様々な種類があります。
そのようなカフェの中には、動物福祉面をおろそかにして動物虐待に近い状態の飼育環境や触れ合い方や展示方法を推奨していたり、飼育者が適切に買うかも判断せずにお店でそのまま販売している業者もあります。
もちろんすべてのお店がそういうわけではないですし、中には愛情をきちんとかけて運営いるお店もあると思います。
ですが私自身、キドックスカフェを立ち上げる前に多くのお店の視察を行いましたが、残念ながら全てのお店が動物福祉の基準を満たしているわけではありませんでした。
もちろんすべてのお店がそういうわけではないですし、中には愛情をきちんとかけて運営いるお店もあると思います。
ですが私自身、キドックスカフェを立ち上げる前に多くのお店の視察を行いましたが、残念ながら全てのお店が動物福祉の基準を満たしているわけではありませんでした。
■私たちと理念や社会的目的が異なるカフェと並列に扱ってほしくなかった
私たちは、「保護犬」という存在をきっかけに、人が相手の背景を想像したり共感したりする場づくりをしたい、その想像力こそが、自分とは異なる他人や生き物を思いやる気持ちを育み、より良い地域とは、環境とは、と考えを発展させていくことが、すべての生命にとって平和な社会をつくる、そんな思いでカフェを運営しています。
そのため、動物福祉の水準が低いカフェと並列にみられてしまうのは、キドックスが大切にしている世界観まで侵害されてしまうような感覚になり、恐縮ながらこれまで取材をお断りすることも多々ありました。
■そのカフェが社会的に良いお店なのか否かは、私たち一人一人が想像し、調べ、背景を考えることに価値があると気づく
しかし、ある時、取材を断った後に、別の保護ビジネス(引き取り屋)を行っている団体が取材され、活動が広がっていく様子を見たときに、理念を持ってやっているはずの私たちの活動は広がらず、社会的理念を持たない団体が広がっていくのを目の当たりにし、くやしい思いをしました。
しかしそれを責めるのはお門違いで、一般消費者の方がわからないのは当たり前なのでは、なぜなら私たちが適切に発信しないからだ、と気づかされたのです。
私たちが発信の機会をきちんと活用し、見た方が想像し、調べ、背景を考えてもらう、そのきっかけを作ることこそ価値があるのだと気づきました。
■そのためには、キドックスカフェのような店もあるということを多くの人に知ってもらう必要がある
だから今は取材はある程度は受けるようにし、色々な形態の動物とふれあえるカフェが世の中にはあり、誰が、どんな想いで、何の目的で立ち上げて運営しているのか、どんな影響を社会に与えているのか、を知ってもらいたいし、少なくとも取材記事を見てキドックスカフェに遊びに来てくださった方にはカフェでキドックスの想いを体感してもらいたいと思っています。
私のこのマニアックな文章を最後まで読んでくださった方は、ぜひ、色々なカフェの背景を調べてみて、感想をお聞かせいただければ嬉しいです!