【講演】筑波大学小中学生の科学教育プログラム”つくばSKIPアカデミー”で講演

こんにちは！キドックスの上山です。

先日、私の母校である筑波大学で実施している小中学生を対象にしたつくばSKIPアカデミーにて講演会を行いました。
実はキドックスの卒業犬の里親さんからお声掛けいただき実現したこの機会、ご縁に感謝です！

当日は、事務局の方に「SKIPの子たちはとても理解度が高いから、少し難しい話も入れてもらって全然大丈夫！」

と言われたこともあり、

茨城の捨て犬の話を切り口に、キドックスの動物介在活動のお話、

さらには犬の福祉的な問題の背景にある人の社会問題の話や、

私がキドックスを立ち上げた経緯や起業についての話などなど、

大変盛りだくさんに詰め込んでお話させてもらいました。

講演後、質問時間を３０分ほど設けていたのですが、

子どもたちからの質問は尽きることなく、

「どのような基準で犬をセンターから引き出しているのか」

「犬にはチームという本能はあるのか」

「この仕事はどのような専門性が必要なのか」

「犬にどのようなステップでトレーニングを教えていくのか」等々、

講演内容をしっかり聞いていてさらに理解を深めていこうという姿勢が伝わり、さらにこちらがはっとさせられる本質を突くようなとても良い視点の質問ばかりで、

参加者の子どもたちの視座の高さに驚きつつも、講演者として大変うれしい時間でした！

大人が子どもたちに何かを教えるというよりも、

そもそも子どもたちには自ら学び育つがあって、その環境や素材さえ用意すれば自らぐんぐん伸びていくんだな～ということ、

大人が勝手に成長の範囲や程度を決めつけてはいけないんだな～ということを、改めて学ばせてもらいました。

SKIP事務局の皆様、参加してくれた子どもたちや保護者の皆様、改めましてありがとうございました！