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2022/08/31 その他

【その他】茨城県動物指導センターにて新たに引き出す保護犬を決めるための行動テストをしてきました


  
本日は茨城県動物指導センターへ。
新たに引き出す保護犬を決めるための行動テストをしてきました。
集合犬舎に行くと、明らかに頭数が多く、犬がひしめき合っている・・
話を聞くと、保護犬数は200頭を超えていました。

行動テストではお世話に関わる行為に対して、犬の許容範囲を観察します。
身体を触り撫でられるか、首輪を付け外せるかどうか、リードを付けて散歩できるか、など。
家庭犬ではあまりピンとこないようなテスト内容も、保護犬の場合はとても難しいことがあります。
元野良犬や多頭飼育崩壊など、仔犬時から人の関わりがなかったり(極端に薄く)、
もしくはご飯は貰うが散歩や触れ合いは無く、放っておくような限定的な飼育の場合もあります。

そんな環境で育った犬は、触ろうとすると怖がって逃げたり、
首輪を付けることは(散歩に行ける)嬉しさではなく、何をされるか分からない怖さと感じたり、
人と散歩したことがない犬にとって、リードを付けて一緒に歩くことは緊張や怖さでしかなかったりします。
犬は強く怖がり、心理的に追い込まれれば、逃れるために咬もうとする仔もいれば、
自分で歩き出したけど首輪に圧が掛かった途端にパニックになって暴れてしまう仔もいます。
意図的ではなく、経験が無くて、余裕が無くてのことも多いのです。

なぜ、そうなってしまうのか、彼らの気持ちは理解できます。
それでも強く咬んだり、パニックになる行動の矯正は難しく、どんな犬でも引き取れるわけではありません。
キドックスとして保護できるキャパシティがあり、それを超える保護は結果、犬のためにならないと思います。
自分たちの限界値を知っておくことは何より大事。
譲渡に出るまでキドックスで関わりきれる仔を探すテストは簡単ではありません。
でも大事なプロセスだと考えています。

センターの職員さんは、ご自身の仕事があるだろう中、行動テストに3時間強も一緒に同行してもらいました。ありがとうございました。
モシャモシャ毛のテリアミックス、セッターが入ってるようないないようなミックス、
ザ・和犬なキツネ顔ミックス、新たに3頭の犬をキドックスで引き受けることに決まりました。
ドッグトレーナーの里見でした。